2020年 「チャールズ・シュワブチャレンジ」最終日
期間:06/11〜06/14 場所:コロニアルCC(テキサス州)
ダニエル・バーガーが再開初戦を制す。ツアー3勝目
米国男子ツアー再開初戦は
混戦から抜け出た2人のプレーオフとなった。
私が期待した日系人コリン・モリカワとダニエル・バーガーの
2人が15アンダーで首位に並んだ。
結果は最初のホール17番であっさり決着がついた。
17番・18番の2ホールを使用したプレーオフ。
まず17番は4日間を2バーディで回ったモリカワが有利、
そう思ったのも、つかの間。
モリカワが1mのパーパットを外してジ・エンド。
あっけない幕切れでした。
コリン・モリカワはこれから! 実力は魅力。
モリカワはこのツアーでパターは最小。
パターは名手と言われながら外した。
プレッシャーでしょうか? 経験不足でしょうか?
私はそうは思いません。
これはグリーンが難しすぎるのです。
この予兆は本戦の最終ホール18番でのバーディーパットにあった。
私はそう思いました。
ここも2m弱のバーディチャンスにつけていました。
これを入れれば優勝がほぼ決まりという場面。
真っ直ぐカップに向かっていたボールが最後の10㎝で切れたのです。
痛恨のパットでしょうね。
これは技術というより運としか言いようがありません。
その証拠に最終組のトップで出たザンダー・シャウフェレが
50㎝のパーパットを外してボギー。
バーディでトップに立つという場面でこれです。
コリン・モリカワは十分期待できそうです。
この試合で始めて初日からじっくり見ていて、
その柔らかいスイングとパットのうまさ。
これはもしかしたらいける!
そう確信したのです。
それだけに残念ですが十分楽しませてくれました。
やっぱり米国ツアーは面白い!
本戦は3日目を終えて
トップから3打差の中に14人という大混戦。
最終ホールまでその大混戦を引きずった
ハラハラ、ドキドキの面白い一戦になりました。
単独首位から出たザンダー・シャウフェレが
「69」と伸ばしきれず、通算14アンダー。
ブライソン・デシャボー、ジャスティン・ローズも
18番バーディをとれば並ぶという場面を攻めきれず
ジェイソン・コクラックと並び、3位で終えた。
地元テキサスのジョーダン・スピースは通算11アンダーの10位。
ジャスティン・トーマスらと並んだ。
世界ランキング1位のロリー・マキロイは
「74」と崩れ、6アンダーの32位。
米ツアー今季7試合目の出場で、初めてトップ5を逃した。
2日目までトップのハロルド・バーナーIIIは「72」と伸ばせず、
19位タイに沈んだ。
今週はいよいよ松山英樹が登場します。
3か月ぶりですね。
コリン・モリカワと2人で優勝争いをしてもらいたいですね。
追記
実はわたくし、このコロニアルCCには35年前に行っていますね。
コースは当然変わっているので一つ一つのホールに記憶にないのですが、
林間コースで静かな雰囲気の名門コースでした。
確かベンホーガンのホームコースだったと思います。
その時代、私は広告会社で大沢商会さんのお仕事をしてました。
その大沢商会がベンホーガン社の日本総販売代理店で
日本でのマーケテイングプランを持ってアメリカまで行ったのです。
ベンホーガンにもお会いしました。
仕事のついでにゴルフが出来た最高の時代でした。
その時お土産で買ったセーターが今でも着られますね。
2020/6/15